ものすごく個人的&内輪の話で恐縮ですが、ちょっとショックだった話をひとつ。
先日、ひとまわり年下の同僚に誘われて、
今流行りの「マインドフルネス瞑想&坊主バー」の体験イベントに参加してきました。
「マインドフルネス」とは、「いまこの瞬間に心をとどめ、意識を集中させる」状態のことだそう。
瞑想によってこれを実践していくと「物事にとらわれている自分」や「渇望する自分」に気づくようになり、
こだわりから解放されてストレス低減効果が得られる,などと最近注目されている概念です。
もともとは仏教の座禅を根源としているそうですが、
そこから宗教色を取ったものが「マインドフルネス瞑想」となり,
大手企業や医療現場などでも取り入れられてきています。
そんなわけで、私も修行を積んだら,落ち着いた注意深い人物になれるかな~なんて
興味津々でのぞんだわけですが…
会場に着き,さっそく受付を済ませようとスタッフに話しかけたところ,
1人のスタッフが,同僚の後ろに控えている私を指して『お母様ですか?』と一言。
ガーン!!!おかあさまっ!!
慌てて否定する同僚と,引きつった笑みを浮かべた私の姿を見て、
その人は「雰囲気がよく似ていたので」と弁明していましたが
…でもお姉さまではないのね。
まあ,確かに子供の1人や2人はいるような年齢ではありますが,
けっこう大人の,しかも同僚の親と間違われるなんて、なんかショック~。
ということで,その後のイベントでは「とらわれている自分」を解放どころか,
「お母様」という単語でひたすらマインドフルネスとなったのでした。
ちなみに,帰り際にも別の男性から「二人は親子ですか?」とのダメ押しの一弾が!
こうなると、もはや納得の域です。
自分が思い描いている自分と,世間との間にギャップが生じていることはよくあるものですが,
そのことを急に突きつけられた時にも,うろたえない人間になりたいものだとつくづく思いました。
これぞまさにマインドフルネスによって得られる「生きやすさ」なのかも。
…なんて思いつつ,今夜もせっせとアンチエイジングに精を出してしまいそうです。
(あ)