平成最後の一カ月となりました。
昨日,新年号も発表され,5月1日から「
令和」(れいわ)となります。
昭和から平成を経て,医薬品を取り巻く環境も様々変わりました。
昭和54年に「医薬品副作用被害救済基金」が設立され,翌年から
医薬品副作用被害救済業務が開始,併せてスモンやエイズ等,
薬害の健康被害救済の業務を行うようになった医薬品副作用被害
救済・研究振興調査機構が,現在のPMDA(独立行政法人 医薬品
医療機器総合機構)の前身です(その他の業務統合・離脱等含む)。
そのPMDAも4月から
藤原康弘・新理事長のもと,新体制で多くの
施策が行われます。特に大がかりなものといえば,
添付文書の
新記載要領の取扱いでしょうか。とはいえ,まだ開始したばかり,
昨日の状況としては新記載要領の対応は2件でした(私調べ)。
「
医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」も
4月から(管轄は厚生労働省/販売情報提供活動の監督部門に
関連する事項は10月から)適用となっています。
医師の働き方も大きく見直され,先ごろ
検討会報告がまとめられ
ました。
冒頭の通り,令和は5月1日から。
皇位継承の儀礼に伴う休日の取扱いなどで暦上4月27日から5月6日が
10連休となることから,各自治体に向けた医療の提供体制確保の
ための通知も発出されました(
通知はこちら)。
何もなくとも,お近くの医療体制・状況は調べておいた方が
よいかも知れませんね。
年度の始まり,新元号の始まり,そして来年はオリンピック
(少々強引ですが)…
ゆく河の流れは絶えずして しかも元の水にあらず ― の一節とは
また違うかもしれませんが,常に変化する時代に対応していければ,
と思います。
(わ)