5月の半ばを迎え,スギやヒノキの花粉症の皆様におかれましては,
辛い症状から解放されて平穏な日々をお過ごしかと思います。
私もスギとヒノキの花粉症でして,花粉の飛散のピークを過ぎ,
飛散量も少なくなってきて,辛い日々におさらばできると思っていたのですが,
気がつけば,症状をぶり返していました。
いつもの症状に,これまで体験しなかった口腔や喉が腫れる感じがあったり,
発疹ができたり,何かおかしい・・・。
という事で,原因を探ってみたところ,
どうやら トマト が原因だったようです。あくまで自己判断ですが。
店頭を彩る美味しそうなトマトたちの誘惑に負けて,
ここのところ,気が付けば,ほぼ毎日,生トマトを食べていました。
症状がひどくなった時期と重なるので,暫く トマト断ち を敢行したところ,
ようやく治まってきた感じ。
トマトに含まれるアレルゲンの構造とスギ花粉のアレルゲンの構造が
よく似ていて,花粉症の人がトマトを口にすると,
花粉が侵入してきたと体が勘違いしてアレルギー症状を引き起こします。
ただ,このアレルゲンは熱に不安定で消化されやすいので,
加熱すれば,症状が出ないことも多いんだそう。
夏に向けて,これからどんどん美味しくなっていくのに・・・
あの みずみずしさ が味わえないのは残念です。
(は)