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「やるスポーツ」と「観るスポーツ」

2018年3月8日

昨年,日本のバスケットボールのプロリーグとして「B.LEAGUE
が新たに発足しました。

1992年バルセロナオリンピックのバスケットボールアメリカ代表,
いわゆる「ドリームチーム」を観て以来,アメリカプロバスケット
ボール,「NBA」の放送を夜な夜なテレビ観戦していたのですが,
このところは深夜に体力が持たず,あまり見ることがなくなって
いました。

「B.LEAGUE」が始まったことで,バスケ熱が久しぶりに盛り上がり,
先日は東京オリンピックに向けたバスケットボールアジア予選でも
使われる横浜国際プールで試合があるということで
横浜ビー・コルセアーズvs島根スサノオマジック」戦
のチケットを取り,いざ試合へ。

横浜ビー・コルセアーズのホームゲームということで,レプリカユニフォームを
着たブースター(ファンのことをそう呼ぶらしいです)に囲まれての観戦です。
そのユニフォームの胸には「バンテリン」のロゴが入っており,今シーズンから
興和(株)がトップパートナーとしてスポンサーになったそうです。

前身の「JBL」時代は,日立,東芝,三菱電機,トヨタ自動車やトヨタ系の
アイシンなどの機器メーカーの企業チームが大半でしたが,B.LEAGUEは,
運営会社がスポンサーを募って,地域密着のチーム作りをしているとのこと。

製薬企業をスポンサーとするチームは,横浜ビー・コルセアーズのほか,
大阪エヴェッサは「高光製薬」,ライジングゼファーフクオカは
「新日本製薬」がメインスポンサーとなっているほか,「大塚製薬」は
昨年優勝した栃木ブレックスをはじめとした複数のチームのオフィシャル
スポンサーとして飲料水などの自社製品を提供しているそうです。

日本のアリーナはサイズが小さく(3,000~5,000人規模が中心),
野球やサッカーのような集客ができないことから,プロスポーツとして
運営するうえでスポンサーの存在が欠かせないスポーツです。

観客としては小さいアリーナはどの席でも迫力のあるプレーが観られて
いいんですけどね。またこれまで,バスケットボールは競技人口が多い
ゆえ,「やるスポーツ」で,「観るスポーツ」として根付いていない
こともこれからの課題のようです。

すでに昨シーズンから10試合近く観戦しているのですが,実はどこのブースターに
なるか決められていません。今のままでも「B.LEAGUE」の盛り上げ役として多少は
貢献していると思いますが,そろそろ熱中するチームを決めたいところです。

(お)
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