昨年,日本のバスケットボールのプロリーグとして「
B.LEAGUE」
が新たに発足しました。
1992年バルセロナオリンピックのバスケットボールアメリカ代表,
いわゆる「
ドリームチーム」を観て以来,アメリカプロバスケット
ボール,「NBA」の放送を夜な夜なテレビ観戦していたのですが,
このところは深夜に体力が持たず,あまり見ることがなくなって
いました。
「B.LEAGUE」が始まったことで,バスケ熱が久しぶりに盛り上がり,
先日は東京オリンピックに向けたバスケットボールアジア予選でも
使われる横浜国際プールで試合があるということで
「
横浜ビー・コルセアーズvs島根スサノオマジック」戦
のチケットを取り,いざ試合へ。
横浜ビー・コルセアーズのホームゲームということで,レプリカユニフォームを
着た
ブースター(ファンのことをそう呼ぶらしいです)に囲まれての観戦です。
そのユニフォームの胸には「
バンテリン」のロゴが入っており,今シーズンから
興和(株)がトップパートナーとしてスポンサーになったそうです。
前身の「JBL」時代は,日立,東芝,三菱電機,トヨタ自動車やトヨタ系の
アイシンなどの機器メーカーの企業チームが大半でしたが,B.LEAGUEは,
運営会社がスポンサーを募って,
地域密着のチーム作りをしているとのこと。
製薬企業をスポンサーとするチームは,横浜ビー・コルセアーズのほか,
大阪エヴェッサは「高光製薬」,ライジングゼファーフクオカは
「新日本製薬」がメインスポンサーとなっているほか,「大塚製薬」は
昨年優勝した栃木ブレックスをはじめとした複数のチームのオフィシャル
スポンサーとして飲料水などの自社製品を提供しているそうです。
日本のアリーナはサイズが小さく(3,000~5,000人規模が中心),
野球やサッカーのような集客ができないことから,プロスポーツとして
運営するうえでスポンサーの存在が欠かせないスポーツです。
観客としては小さいアリーナはどの席でも迫力のあるプレーが観られて
いいんですけどね。またこれまで,バスケットボールは競技人口が多い
ゆえ,「
やるスポーツ」で,「
観るスポーツ」として根付いていない
こともこれからの課題のようです。
すでに昨シーズンから10試合近く観戦しているのですが,実はどこのブースターに
なるか決められていません。今のままでも「B.LEAGUE」の盛り上げ役として多少は
貢献していると思いますが,そろそろ熱中するチームを決めたいところです。
(お)