個人的なことで恐縮ですが,40代半ばに差し掛かり,自分の身体にも徐々に
変化が現れています。目や肩に始まり,最近は耳も遠くなった…かな?
まだそこまでの自覚はなくとも,団塊ジュニア世代も高齢になりつつある現在,
「疾患というほどではないけど,機能が低下している」状態・人の割合が
大きく増えていくものと思われます。
そんな中,ウォークマン,ICレコーダーなどでお馴染みのソニーが
首かけ型の集音器「SMR-10」を開発しました。
これは,人の声やテレビの音など,聞きたい音を大きくできる機器で,
同社がこれまで培ったICレコーダーの集音技術やヘッドホンの装着性などを活用しており,
・周囲の環境に合わせて聞こえ方を自動調節する「オートシーンセレクト」
・声の種類を判別し,自分の声の増幅は抑える「マイボイスキャンセリング」
・一般的な集音器で時に不快な状態となるハウリングの発生を防ぐ「ハウリングキャンセリング」
といった機能を備えています。
また,そのような集音機能だけでなく,付属の充電台を介してテレビと接続すれば,
ワイヤレスのヘッドセットのようにテレビ音声を聞くことも可能とのこと。