『股関節の不調』って自分で分かるでしょうか?
膝や腰が痛いなど,周囲に違和感を感じることで病院を受診し,
その原因が股関節からきていると分かることも多いようです。
股関節が悪いかどうかの目安としては”あぐら”がかけるかどうか。
あぐらをかいたとき,脚の付け根やおしりが痛い,左右で開く角度が違うような場合は
整形外科を受診してみた方がいいようですよ。
股関節は上半身と下半身をつなぐ大切な場所,歩くだけでも
体重の3倍もの重さがかかるそうです。
その重さを軽減させるためには股関節の可動域を適切に確保することです。
股関節周りには重要な動脈やリンパが交錯しているため,凝り固まると,
運動においてはパフォーマンスの低下や故障につながり,
体調面では血管やリンパを圧迫し,むくみや冷え症などが起こる可能性がでてきます。
また,股関節は23の筋肉群とつながっているので
可動域が制限されてしまうとその他の部位がかばおうとして,
股関節につながっている腰やひざなどが痛くなってしまうこともあります。
タイムリーなことに,ためしてガッテンで「股関節腰痛」というテーマを取り上げていました。
股関節がうまく動いていないことによる腰痛で,簡単な体操のようなことで痛みを軽減できるとのこと。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20170927/index.html
股関節周りの筋肉(内転筋群・お尻周辺の筋肉(臀筋群)・腸腰筋および大腿部の筋肉群)や
インナーマッスルのコリをほぐし,動くことを覚えこませるのがいいみたいです。
将来的に変形性股関節症など股関節の病気にかかるのは女性の割合がかなり高いです。
股関節を大切に使い続けるためには可動域の確保はもちろんのこと,
体重を減らす又は増やさないようにし,股関節にかかる負担を軽減してあげることも大切。
(り)