医薬情報研究所社員によるコラム&ブログ

今年ももう2月になり，明日は「節分」です。

「節分」＝「2月3日」というイメージがありますが，
実はそうではないそうです。

そもそも「節分」は“立春の前日”であり，閏年や天体の運行の影響で年によって
その日付が異なってくるとのこと。
詳細な内容や具体的な日付については以下をご覧ください。

節分の日付（未来は予測）



さて「節分」といえば，やはり豆まきですよね。
豆まきは，鬼が出て来て都を荒らすのを，炒り豆（大豆）で鬼の目を打ちつぶし，
災厄を逃れたという故事伝説が始まりと言われています。
また語呂合わせで「魔目（豆・まめ）」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ，
鬼に豆をぶつけることにより，邪気を追い払い，一年の無病息災を願うという意味合いがあります。


そして大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど豊富なたんぱく質や総コレステロールを低下させる
大豆レシチン，その他にもオリゴ糖・イソフラボン等，様々な成分を含んだ食材です。
アメリカ合衆国政府が発表した，ガン予防に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」のうち，
大豆は最も有効とされる8種類の野菜の中に挙げられています。

豆まきの後に大豆を食べる人も多いかと思いますが，いくら大豆が栄養豊富とはいえ，
食べすぎには注意したいですね。

（と）