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病院のポケモンは入院中。寝かせてあげましょう!

2016年7月28日

学生は夏休みに入り,夏本番ですね。
今のところ比較的涼しい日が多いですが,今年は猛暑になると予想されているようで,
8月以降の気温と体調管理には要注意です。

さて,世界的に大人気のスマートフォン用アプリ『ポケモンGO』。
日本版が7月22日に配信されて以来,普段ゲームしない方の間でも話題の的ですね!
“GPS機能を活用することにより、現実世界そのものを舞台としてプレイします”
という公式サイトの説明通り,バーチャルと現実が融合した,これまでにないゲーム性が魅力です。
スマートフォンの画面を通し,実際の風景の上に現れるポケモン。
位置情報により世界中のあらゆる場所にいるため,プレイヤーが現実世界を移動するたび,
思わぬ場所に思わぬポケモンが……という発見もあるようで。
これは探索に熱が入りますね~。

しかし,新たなゲームシステムには,新たな問題も。
ポケモンを求めて探索を行うあまり,
立ち入ってはいけない場所にプレイヤーが侵入してしまったり,
移動中にゲームに気を取られて事故を起こしてしまったり……。

世界中が対象である以上,このような問題はどこでも起こる可能性があり,
医療施設でも例外ではありません。

最近,エリアによってはマナーモードで携帯使用可能としている施設も増えましたが,
厳重に管理された環境が必要である医療や調剤が行われ,
そして体調の悪い方が多くいる場所である医療施設で,何か悪い影響があっては……。


でも,少し気持ちを明るくしてくれるようなニュースがありました!
国立成育医療研究センターの取り組みです。
子供でも納得できるよう,こんなユーモラスなポスターで,
院内ではプレイを控えるよう理解を求めているのですね。
軽やかな対策に脱帽です!

病院にポケモンはいるかもしれませんが,入院中なのでそっとしておきましょう。
また,薬局でもクリニックでも,ポケモンは探してほしくないはずです。
ルールを守る,立派なポケモンマスターが増えるといいですね!

(す)
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