医薬情報研究所社員によるコラム&ブログ

15年ほど前，怪我で上瞼を縫合した際に抜糸までの間，
眼帯をしなければいけない時期がありました。
その時は，ごく一般的な眼帯を1週間ほどしていたのですが，
耳にかける紐が肌に合わなかったのか，むずむずとした
痒みに悩まされました。

先日，眼帯をしている人を街で見かけました。
その眼帯は，私が縫合後にしていた眼帯のように紐がついて
いない貼るタイプの眼帯。私は初めて見たのですが，既に
数社から販売されているようで，一般的になっているとのこと。

以前のことを思い出し，「次は絶対これだ！」と，思いましたが，
いろいろ調べてみると，最近はプラスティック製のものまであるそうです。

眼帯はガーゼの付いたものでは眼の保護や感染予防などの際に用いられますが，
白内障や緑内障といった手術の後の保護には，蒸れることで細菌が
繁殖しないよう「透明眼帯」と呼ばれるプラスチック製の眼帯を
用いる眼科医が増えてるそうです。

疾患や術後の症状等により使う眼帯も異なる，ということのようです。
いずれにしても医師に相談のうえ，使うものを決めたほうがよさそうですね。

しかし最近は，眼帯キャラが少なくなりましたね。
ちなみに私の三大眼帯キャラは，
丹下段平，ハーロック，そして初期のタモリ，です。

（お）