「○○製剤を投与している患者」「抗△△薬を処方した場合」――診療報酬では,特定の薬剤を示す記載が多くみられます。
本書は,このような医科点数表に登場する薬剤名をもとに個別の商品名にたどりつける,これまでにない書籍です。
「第Ⅰ部 診療報酬編」「第Ⅱ部 薬剤リスト編」の2部構成により,診療報酬と薬剤情報の相互チェックが可能! さらに別掲の「薬効分類・成分一覧」が検索に役立ちます。
また,各薬剤の個別通知に加え,付録の「各種薬剤に係る最適使用推進ガイドライン関連通知 薬剤別一覧」が便利と好評です。
レセプト業務に,またレセプト専門職以外の参考書籍として,診療報酬と薬剤情報がつながる本書をお役立てください。
■第Ⅰ部 診療報酬編の特長
医科診療報酬点数表において,特定の薬剤の使用が前提とされている項目のみを独自に抜粋。令和2年度診療報酬改定以降に新設された薬剤関連項目も収録しました。
薬剤の表記方法は,元となる資料での扱いにより,次の2種類の形式となります。
1.関連薬剤として妥当と思われる商品名を薬剤リストとして示したもの(当該項目の告示・通知等に続き,一般名ごとに関連する商品名を掲載)
2.関連薬剤の範囲を主に一般名・薬効分類名等,参照形式で記したもの(当該項目の告示・通知等に続き「関連薬剤」枠内で表記)